年内にWindows 7を搭載したスレートを出すとMicrosoftが息巻いたと先日書いたが、Windows 7を使う限りスレートはiPadに対抗するタブレットPCにはなれない。キーボードやマウスに代わるデバイスを載せれば今までのタブレットPCと違いが無くなってしまうし、それを取り払ってしまったらタッチパネル専用に作られたアプリケーションがないのだから、単に使い物にならないWindows PCになるだけである。
それならばとWindows Phone 7を搭載すればiPadに対抗できるだろうか。Microsoftの発表を聞く限り私にはそうは思えない。Windows Phone 7の正体は、XboxとZuneとWindows LiveにSilverlightを合体してタッチユーザインターフェイスを加えたキメラである。Microsoftからすれば良いとこ取りなのだからいいものになると踏んでいるのだろうが、全く別のOSのパーツの継ぎはぎがまともに動作するなど正気の沙汰ではないのである。
結論:Windows 7を載せようが載せまいが、Microsoftのスレートは絶対にiPadにはなれないのだ。
木曜日, 7月 15, 2010
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