Blu-rayなどをメディアを使うことは時代に逆行しているという私の主張と同じことをJobsがコメントしている。CDからDVDへと進んだ時代はネットインフラが整っていなかったし、H.264のように高圧縮のフォーマットもなかったため専用のハードウェアが必要だったが、現在はもうそんな時代ではない。新規に出荷されるビデオプレイヤーはBlu-rayが主流になってきたが、既に倍の容量を謳う次のバージョンさえ発表された。
ハードメーカーは新しいフォーマットで買い替え需要が生まれると算盤を弾くから、次から次と新規格を誕生させたいのだろうが、それで迷惑を被るのは一般ユーザなのだ。コンテンツを見たいだけのユーザにとってみればメーカーの都合で振り回されるくらい迷惑な話はない。3D映画のように上映する側がインフラを整備してくるなら話はわかるが、コンテンツもない3Dの為にテレビを買い替えるなど愚の骨頂。AppleがBlu-rayを搭載しないのは寿命の見えているハードに金を使う愚かさを知っているからなのである。
結論:iTunesのクラウドサービスが始まれば、ローカルに大きな容量のストレージを用意する必要さえない。噂では、次に来るApple TVは16GのNAND(どう考えてもストレージはキャッシュとして使うだけ)。高容量のデバイスは数百万もするシステムで音楽を楽しむオーディオマニアと同じようにニッチなデバイスなのである。
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