月曜日, 4月 19, 2010

Microsoftの”Kin”はWindows Phone 7ではない

 突然、アナウンスされたMicrosoftの”Kin”。約束を守れれば(しばしば守れないが)年末にはWindows Phone 7の端末が登場すると言うのにアプリの拡張性もない(デフォルトのみ)全く別物の端末を発表したのかが理解出来ない。Windows Phone 7端末との差は、iPhoneと多機能携帯との差と同じくらいにあり両者の間に相互に移行する手段も用意されていないようなのだ。どう言い訳をしようが、10年前のAppleの(ここ暫くのSONY?)ように社内がバラバラに動いている証拠だろう。恐らく今回の”Kin”の元となったProject Pinkの連中はWindows Phone 7(明らかにiPhoneやAndoroidがターゲット)の発表に驚いたに違いない。
 
 自分たちがモバイルフォンの開発者の主流だと考えていたのに、ゲーム部門がいきなり名乗りを上げて、全く異なるプラットフォームを派手にぶち上げたのだから堪ったものではない。慌ててKinを出して来た理由はそんなところだと思うのだ。

結論:VAIO Pocket(覚えてますか?)、PSP、Walkmanと立て続けに別なフォーマットのプレイヤーを出して共倒れになった何処かのメーカーの真似をして何か良いことでもあるのだろうか。まあ、単なる意地の張り合いだとは思うが。

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