原発がクリーン・エネルギーというデマに踊らされない人でも植林をすればCO2が削減されると言うデマには簡単に引っ掛かる。放出する酸素よりも吸収する二酸化炭素の方が多いのでそう考えるのは仕方がないかも知れないが、いずれは朽ち果てる植物は蓄えた二酸化炭素を放出するため空気中にある限りは二酸化炭素の総量を減らす効果はないのだ(地中か海中に捨てるしか方法はない)。
前にも書いたように二酸化炭素を一番吸収しているのは水。陸地と海の総面積を比較すれば明らかなように植林された植物など地球規模で考えれば二酸化炭素の総量に与える影響力など殆どないに等しい。環境整備(決してCO2削減ではない)の為に植林を行うことは意味があるが、それを二酸化炭素削減に置き換えるのはどう考えても論理的に破綻しているのである。
結論:煙草の副流煙と内燃機関の掃き出す窒素酸化物などの有害物質の量の差も考えずに嫌煙を正義と決めつける心身耗弱者と同様にイメージに踊らされるのは恥ずかしいことだと思うのだが。
水曜日, 4月 14, 2010
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