Blackberryか、Windows Mobileしか選択肢の無かった頃はスマートフォンはニッチなデバイスであり、一般のコンシューマが手に取るようなものではなかった。要は、出来るビジネスマン(時間に追われていると言う意味)のマストアイテムと言うポジションだ。理由は簡単でBlackberryにはコンシューマが必要な機能がなく、Windows Mobileは出来損ないのWindows PCだったからだ。
Blackberryはビジネスに必要な機能だけに特化したスマートフォンと明確にポジショニングされていた(そのためにユーザは限定された)。もう一方のWindows MobileはPCとスマートフォンの切り分けさえ明確ではない(何がしたいのかが不明。強いて言えばWindows端末だとわかれば良い)存在価値のない代物だった。どこでもWindowsという特殊な人種(病人。何でもMacの私も同様に病人だが)以外に使える道具にはなっていなかった。
結論:iPhoneが登場するまでスマートフォンはBlackberry(ビジネス用)しか存在しなかった。Windows MobileはスマートフォンではなくWindowsオタク専用のおもちゃに過ぎなかった。Appleは、多機能携帯とスマートフォンを合体し、その上に使い易さ(決して見た目ではない)を載せ、スマートフォンを再定義することに成功した。もうお分かりだろうが大事なのは機能ではなく使い易さだったのだ。
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