木曜日, 3月 15, 2007

日本独自外交の兆し

 最近アメリカの馬鹿朝鮮人が慰安婦問題で騒いでいるのは何度も書いているが、どうして急にアメリカが騒ぎ始めたのか解らないという質問を受けた。確かに私自身もはっきりと原因をつかんではいないのだが、どうも6カ国協議と絡んでいるような気がする。

 どういうことかと言われれば、2月の6カ国協議で何が決められたかを振り返ってみるとしか言えない。日本のマスコミは日本だけが孤立していると書いているが果たしてそうなのだろうか。今回の話し合いでは封鎖されていた口座が解除されたことと、重油の供給が決まったが拉致問題が解決しない日本は一切の経費の負担をしないという立場を明らかにした。この段階で日本ははっきりと中国やアメリカにおもねる事はしないと発言した訳である。そして、そこには明確に正当な理由があるため中国やアメリカが表立って日本を非難する方法がなかった。

 そうしたら急に米中韓が慰安婦問題で騒ぎ始めたのだ。どう考えても日本に黙って金を出せば慰安婦問題で騒ぐのは止めると暗に示しているような気がする。ここにはもう一つ伏線がある。今回の協議では拉致に関してロシアが明らかに日本側にたって北朝鮮を非難し、ロシアも今回の話し合いで経済援助をしないことを明確にしている(要するに日本に付いたのだ)。何故ならロシア自身、過去の北朝鮮に対する貸付が焦げ付き還ってくる見込みがない事にいらだちを感じ、新たに金を出すような状態ではない。そして、もしも貸し付けた金が返ってくるとすれば、それは日本の財布からだということをロシアはわかっているからだ。

 ロシアは日露で提携を結んで極東での開発に日本の協力を得る方が得だと判断したと思われる。そして、そんな状態になっては困るのが米中韓なのだ。日露が組んでしまった場合アメリカも中国も日本を今までのようにコントロールする事は不可能になる。それは軍事力と経済力のが一つになるからである。最近の騒ぎを見ているとその辺りの牽制に思えるのだ。

結論:日露で朝鮮半島を共同統治。100年前にもそんな話があったではないか。佐藤優や植草一秀みたいに誰か外務省の人が突然捕まったりしたら当りである。

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