月曜日, 3月 05, 2007

タミフルを飲む意味はない

 薬害かと騒がれ始めているタミフルの副作用。それでも鶏インフルエンザで死ぬのを防げればという論拠で処方はされ続ける。ところがであるタミフルと言う薬は、ウイルスの増殖を抑えることによってインフルエンザをやっつける(直すのではなく発症させないということ)という薬なのだが、発症してからでは効果がないということをきちんと説明していないで処方されているのだ。

 この辺を誤魔化す為に発症後48時間以内に服用を開始しなければ効果がないなどと国立感染研究所などでもHP載せているらしいが、実際には発症(ウイルスが十分に増殖したと言う事)してしまえば効果はない。効果があるのは感染後48時間以内なのだ。つまり発熱して病院に通院してからタミフルを飲むと言うのは無駄なのである。もしこれで症状が軽くなるのならば恐らく同時に処方される解熱剤と、もうこれで大丈夫だと言うプラシーボ効果としか思えないのである。

 今のところ鶏インフルエンザ(人に感染する)が国内で発生していないので死者は少ないが、それはタミフルのお陰では決してない。普通のインフルエンザはタミフルを飲もうが飲むまいが途中で死んだりしない限り1週間すれば治ってしまう。タミフルが効いたと思えば発症後(実際は感染後なのに)48時間以内に服用したからだとされ、効かなければ遅かったのだとされる。本当は誰も感染後48時間以内に飲んではいないのに...

結論:鶏インフルエンザとセットにして大々的に効かない薬で儲ける詐欺商法。それがタミフルだ。儲かるのはラムズフェルドのいた会社と、そこからライセンスを受けているロッシュだけなのである。あるあるよりも巧妙な捏造なのだが誰も暴露しようとはしない。

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