日本のたった0.25%の利上げで暴落を起こしてしまうアメリカ経済。日本からの資金が途絶えれば基軸通貨としての後ろ盾を失いかねない状況なのである。そうなると2000年のITバブルの崩壊をカバーする為に行われた工作(911事件の事だ)によって中東をアメリカのコントロール下に置き石油を人質にとって最後の踏ん張りを試みようと言う魂胆が見えてくる。
しかし、世界経済を支配しているのは石油ばかりではない(アメリカは確かに石油利権では強い)。世の中にはレアメタルと言う石油よりも貴重な資源があり、これは全てヨーロッパ勢に抑えられている。3月のイランへの侵攻でどこまで盛り返せるかが、アメリカの狙いなのだがそうは問屋が卸さないという状況になりつつある。南アフリカやロシア、中国が強気なのは世界のレアメタルのほとんどを自国内に持っているからなのだが、もともとヨーロッパの資本家(もちろんロスチャイルド系)の利権が古くから存在する地域。おいそれとアメリカが手を出せない場所なのだ。
結論:唯一と呼べるアメリカ利権である石油(穀物も強いが、食品まで広げればヨーロッパだって負けてはいないし、石油だって独占状態ではない)。ペンディング状態のイラクを放っておいてイランに仕掛けなければいけないとしたら、まるで戦前の日本のように地獄へ落ちる可能性だってあるだ。戦費を出せるのは日本だけ、戦前のように日本に攻めてこない事だけが救いかも知れない。
火曜日, 3月 06, 2007
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