火曜日, 3月 13, 2007

戦争はするものではなくさせるものである

 世に戦争好きは多い(反戦も一種の戦争ファンだ)が、戦争とはするものじゃないと言う定理がある(私の中にだが)。特に現代の戦争はそうなのだが、戦争をして儲かった国などどこにもないのである。昔は戦時賠償と言うものがあったので勝てば多少なりとも得るものがあったが今はそんなものはないので、勝手も負けても金が出て行くばかりなのだ。

 儲かるのは軍需産業と金貸しだけ。こんなに明らかなのに戦争が好きな国が世の中にはある(アメリカなどその典型だ)。彼ら(戦場に出て行く一般人)は単純なので簡単に資本家の戦略にのせられてしまい戦場へとノコノコ出かけてしまい。勝手も負けても、世界中に敵を増やすだけ(新たな戦争相手を作り出すと言う事)なのを解っていないから、すぐに戦争をしてしまうのだ。

 じゃどうしてアメリカは戦争が出来るのだろう。それは、単に食い物には不自由しない国土に住んでいるからだ。金など無くても(貸してくれる相手はいくらでもいる)兵站を確保出来れば戦争は馬鹿にでも出来ると言う事だ。

 世界中から嫌われるのに戦争を仕掛けるアメリカと言う国は、世界中の資本家によってコマとして使われていることに多くの人々は未だに気付いていない。18世紀以降の戦争は全て資本家によって金儲けの道具として作り出されたものだ。

結論:”金持ち喧嘩をせず”。これは金があると喧嘩などしないと言う事ではなく金があれば”喧嘩をさせる事が出来る”と読み替えれば世界の動きを正しく捉える事が出来る。但し喧嘩をさせる場合には、喧嘩をさせていると絶対にバレないようなシナリオを作る必要があるのだが...それが出来ない日本には戦争をすることも、させる事も出来ないのだ。

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