ハイブリッド車は、ガソリンの消費を減らすため二酸化炭素を削減し環境に優しく経済的と信じられているが果たしてそうだろうか。土日に街乗りしかしないようなドライバーが年間にどれだけのガソリンを消費し二酸化炭素を出しているかをきちんと計算した事があるのだろうか。毎週100キロ走ったとしても年間に走れる距離は僅かに5,000キロ。燃費が悪くてリッター10キロ走れないとしても年間に使うガソリンはたったの500リッター、1ℓ130円としても7万もあればお釣りが来る。
対するハイブリッド車は、リッター当り25キロ走れたとして年間200リッター。年間3万円でお釣りがきそうだが、実際にはこんな乗り方(週に100キロ)をしていたら、バッテリーは2年もたったらお釈迦である。どんな乗り方かと言えばフル充電されない時間で充電終了(近距離しか移動していない)と言う乗り方なのだが、こんな事をすればニッケル水素の性質上メモリ効果が出て寿命が縮まり、揚げ句の果てに完全放電してしまったらそれまでなのである。
結論:ハイブリッド車は商用ではエコだが、個人使用だとすればちっともエコではないのだ。年間20万キロも走るなら燃料代もバカにならないが(どうやらハイブリッドでこんなに走ったら補償の範囲を超えてしまうらしい)、年間5,000キロも走らないなら車なんて乗らないのが一番なのである。
水曜日, 8月 26, 2009
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3 件のコメント:
トヨタの関係者の方がいらっしゃたとは。あくまで一般的なハイブリッド車の話とご容赦下さい。
うちは年間4000キロだ・・・
エコカーでないけど。。。
コメントを頂きありがとうございます。走り放題に踊らされたり、エコカーブームに騙されたり。これは、何も自民党のせいじゃありません。民主になったら、トヨタの労組出身の閣僚誕生ですからもっと自動車業界に擦寄った嘘八百が撒き散らされる事でしょう。民主党の二酸化炭素30%削減なんて、まさにそのもの。都会に住む人は車を持たないのが一番のエコなんだけど、そんなこと絶対言わないに決まっているのです。
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