水曜日, 8月 26, 2009

核の傘

 日米安保というと直ぐに出てくるのが、”核の傘”論議。お目出度い日本人は日本が核攻撃されたらアメリカが守ってくれるなんて考えているが、経済的には仲良くしていても自分たちと同類(覇権国家)であると察している中国が軍備拡張を本格化してきたと思ったら、基地の移転である。どう考えても日本の軍備増強に手を貸す気が無いのに手を引くと言うのは日米安保と言うものがそのレベルだという印だと思うのである。
 
 米軍が順次撤退するならば、自衛隊の軍備拡張とリンクしていなければ全く意味がない。自国を犠牲にしてまで他国を護る国などという夢物語に浸っている暇があったら、高い金でブラックボックス付きのおもちゃに散財などしていないで、実践で使える有効な武力を揃えるべきなのだ。戦争などしたい訳ではないが、人権意識の欠片もない様な国に蹂躙される位ならば一矢報いる方が余程ましな話。

結論:友愛を信じる暇があったらわら人形の呪いでも信じる方が少しはまともかも知れない。絶対に負けない力を持って、絶対に争わないのが本当の大人なのである。

0 件のコメント: