水曜日, 12月 23, 2009

現代の大本営発表

 大手のカスゴミは財務省のご託宣である「財政危機」を真実であると報道するが、それは国債発行が借金だと言う嘘と同じように大嘘である。海外からの投資資金(返す日が来れば借金だ)をもとに経済を成り立たせている国(外貨準備は世界一の中国なども未だにそう)とは違い対外純債務のない日本は返さなくてはいけない借金を持っているとは言えない。もしも金がないとしたら、それはロクでもない国にこっそり資金を持ち出すバカがいるせいなのだ。
 
 財務省の寝言を亀井大臣が全くのフィクションだと22日の「第二会見」(カスゴミ抜きの本当の記者会見)で喝破したが、財務省が考えている財政再建とは国家の経済再建とは無関係の話。景気が悪い時に緊縮財政を望むなど池田信夫のように、ありもしないインフレに脅える薄らバカ。箱物の公共事業などしろとは言わないが、自給自足が可能な国にするために自然エネルギーを利用するエネルギー施策や農業施策に金を注ぎ込み雇用を生み出す事で景気が回復させる方が、緊縮財政で経済をシュリンクさせるよりもよっぽどまともな政策なのである。

結論:財政危機は、財政再建原理主義者の錦の御旗。カスゴミは未だにお上の大本営発表をただ垂れ流しているだけなのだ。そんなものを信じて太平洋戦争でバカを見たのは同じ国民。未だに太平洋戦争は
軍国主義が原因だと思い込まされているが、本当の原因は官僚主義(省益優先主義)だったことを肝に銘じるべきなのだ。

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