水曜日, 12月 09, 2009

クリスマスプレゼントに物を贈るのは2兆円の無駄

 ペンシルバニア大学の経済学教授のジョエル・ウォルドフォーゲル氏が、クリスマスにプレゼント交換をすると250億ドルが無駄金になってしまうとロンドンの講演会で発表したそうである。贈り手が購入した価格よりも評価は20%低く評価するからというのが金額の裏付けなのだが、結論としてその分を現金で有効に使えという話だ。
 
 流石に偉い先生は違う。喜ばれもしないプレゼントに無駄金を使うくらいなら現金を有効に使えと言うのだ。ペンシルバニア大学ではそう教えているのかも知れないが、そんな合理的な考えをしていたのでは消費が伸びず、景気など良くなりはしないのである。景気をよくしたければ無駄と浪費を重ねて貰うのが一番。消費でお金が使われるからこそお金の流動性があがり経済全般を押上げる効果があるのだが、それを投資などに使ってしまえばいつ何時消えてなくなる(他の人の懐に移し替える事)かもしれないのだ。
 
結論:宵越しの金は持たない。金は天下の回り物が景気回復には一番重要なのである。景気を回復させるのは理屈ではなく気持ちなのだ。それが分かっていないから経済学など役に立たないと言われるのである。

0 件のコメント: