金曜日, 1月 21, 2011

「オープンvsクローズ」は「分裂型アプローチvs統合型アプローチ」

 Googleの幹部が持ち出す「オープンvsクローズ」を、Appleは「分裂型アプローチvs統合型アプローチ」と表現した。何度も書いてきているようにオープンの方が、良いのは開発者の方であってエンドユーザの方ではない。それだって仕様がバラバラの端末が世の中にあふれ返り、サポートしなければならないOSのバージョンが固定出来ない状況になってしまえば単なる地獄にすぎない事に気付かないのである。それなのに、何故Androidを持ち上げる連中がいるのかと言えば、それは自分を開発者側(いじり回している俺たちは賢い)と捉えているからだろう(PC自作派と同じだ。勝手に自分をAppleの回し者だと考えている私も同じようなものだが)。
 
 同時期にリリースされる端末のOSのバージョンもバラバラなら、ハードウェアの仕様も当然バラバラ。その上一番重要なUIも...まさに人間で言えば統合失調症(分裂病と言ってはいけないし、早発性痴呆などとは絶対に言えない)。Androidを一つのプラットフォームだと考えるなんてまともな神経をしていたらあり得ない話。理想は一つのUIなのである。

結論:「Android vs iOS」は、「渾沌vs秩序」の戦いである。

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