火曜日, 1月 11, 2011

HoneycombにBlackberry

 仮想敵国であるiPadを打ち破ろうと用意された「Android 3.0」と「Blackberry Tablet OS」を搭載したタブレットが相次いで発表されたCES。Windows 7でタブレットを動かそうとしている問題外のソフト屋さんは別にして、それぞれのタブレットは現行のiOSよりも優れた点を多く持っているようである。AndroidのタブレットはiOSのまがい物に過ぎない2.3までのインターフェイスとは明らかに違う洗練されたものに仕上っており、Googleが2.3をタブレット用に使うなと言うのは当たり前だと感じる。Motorolaのティーザー広告ではどんなに良いのかが全く分からなかったが、Googleのデモを見る限りiPadはでかくなったiPhoneだと言うのも頷ける(Google製でないアプリが同じように洗練される保証はないが)。
 
 BlackberryのタブレットもFlashがまともに動くようだしHTML5もサポートしているらしく(見た感じはwebOSにに近いそうだが)、問題は若干わかり辛い操作体系と今までのBlackberry用アプリが動かない事だろう(今でも少ないので対した問題ではない?)。
 
 どちらの端末もキビキビと動くことは確かだが、iPadよりも強力なチップと多くのメモリを載せているのだから去年の春に出たiPadに負けたのでは話にならないのは間違いない。問題は次に出てくるiPad 2に対してどこまでアドバンテージを持っているかだが、ハードウェアだけでなくエコシステムまで考える必要があるだろう。

結論:何でAndroidやBlackberryを褒めるのだと言われそうだが、良く出来ているものを褒めるのは当たり前の話。当初の予定よりも早くリリースされそうなiPad 2が、これらの端末の前にご免なさいをするようなどうしようも無いものであれば叩くのは当然の話。まあ、そんなものを出さないAppleだからずっと付き合って来たのだとだけ書けば十分だろう。私の知ってるAppleはそんなものでは無い筈なのである。

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