木曜日, 1月 20, 2011

Jobs不在のAppleに対する懸念

 こんな題名を付けると私がJobsがいなくなったらAppleは駄目になってしまうと考えていると思われてしまうかも知れないが、例えJobsが天に召されたとしてもAppleが数年のうちに駄目になってしまうなどとは露程も考えていないとだけ断言したい。何故ならば、今のAppleはそんなフヌケタ会社ではないからだ。今回も、COOであるTim Cookが代行する事になったが、彼が代行を任せられたのはJobsの提灯持ちだったからではない。Jobsが仕事を任せる人間はJobsが有能と認めたものだけ。Jobsに反対意見も言えないような人間はもう一人もAppleにいない。文句だけ言う連中は既にApple社内にはなく、反論した理由を論理的にJobsに説明出来るものだけが残っている。そんな、会社がCEOのしばらくの戦線離脱でおかしくなってしまうなど、まともな脳味噌があるならば出てくる筈もない結論なのだ。

結論:未だにAppleの製品が売れるのはカリスマ経営者がいるからなどと見当違いな自己弁護をするバカ(開発者)がいるが、今のAppleがあるのは世界一使い易い製品を作り出しているから。Jobsのカリスマ性が関与しているとしたら、それは発表のその日に人気商品にしてしまう位で、長い目で見れば売上に大きな差など出来ないのである。Jobsを越える経営者はどこにも存在しないのは間違いないが、同様にAppleの経営幹部に勝てる経営者も殆ど存在しないことを、そろそろ理解するべきである。

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