月曜日, 1月 10, 2011

中国のステルス戦闘機

 中国のステルス戦闘機とされる画像がネット(WIRED電子版)に出てきたために次期戦闘機をどうしようかという検討が始まったようである。「F-22が手に入らないならF-35だ」とiPhoneが手に入らないならAndroidだと騒いでいる家電メーカーと同程度の議論をしているようだが、未だに空も飛んでいないような戦闘機の写真でガタガタ騒ぐのは如何にも軍事音痴を自慢しているようで情けない話だ。機影は噂の「殲-20」なのだろうが、量産体制に入ったわけでもないし、運用段階に入っているわけでもない。戦闘機だけで戦争が出来るのならば簡単な事だが、空中給油機も十分に無くネットワークのインフラも十分でない状態で戦争をしようものならどこかの国の奇襲攻撃のように一発芸で終ってしまうだけなのだ。

結論:どんなに高性能な戦闘機(中国製新幹線を見れば解るように姿形だけコピーの中国製ならなおさら)でも、それだけでは戦闘は行えない。AWACSや空中給油機とのネットワークが整っていなければ画餅になってしまう。神風するだけならどれもいらないがそれでは戦争ではない。

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