海外仕様のGALAPAGOSはePubをサポートするのに国内向けでは相変わらずXMDFフォーマットに固執するシャープ。縦書きは日本独自の文化でそれを表現出来るのはXMDFだと言いたいのだろうが、既に次に予定されているePub3.0では縦書きもサポートされる本来ならば、シャープなどの縦書きフォーマットのノウハウを持っている日本企業が積極的に関与し、日本主導でePub3.0の策定にかかわれば良いのにePub勢力に対抗する形で無駄なあがきをしているのが現状である。これは、電子書籍だけではなく海外仕様では既に非対応になったSONYのATRACにも言える。ATRACが当たり前の日本では分からないかも知れないが欧米では既に2007年の夏に展開を終了し、現在販売されている海外仕様のWalkmanはATRACには非対応となっている。XMDFやATRACのように国内でしか採用されていないフォーマットが今後、海外で使われることはないのである。
結論:縦書き文化を標榜するならePubのフォーマットに関与するのが正道であり、XMDFに固執することではない。どんなに優れた技術であっても世界標準になれないのならばサポーターはいずれ居なくなってしまうのである。シャープがどう動いているかは知らないが、ぼやぼやしているとAppleが協力して縦書きの標準を作り出してしまうのである。
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