噂通りの形で登場したiPod touch。解像度はiPhoneほど高くはないが720pのビデオ撮影が可能である。低い解像度で良しとした理由はtouchはデジカメではなくビデオカメラとして使わせたいからだろう。FaceTimeにも高解像度は必要ない。必要なのはWi-Fiに繋がる事と動画を無理なく処理出来る処理系。touchはどちらも兼ね備えている。
touchにカメラを搭載したと同時に今迄カメラを備えていたnanoからカメラが消えた。shuffleにタッチディスプレーが付いただけの音楽プレイヤーにnanoは明らかに先祖返りしたと言える。他のメーカーであれば絶対にやってはいけない戦略変更だ(実際にそう思い込んでいるようだが、実はその考えは大間違い)。今回のiPodの発表によってAppleはiOSでは無いiPodは原点回帰の道を選んだ。タッチパネルでコントロール出来るようになったnanoは一見先進のデバイスのようにも見えるがウォークマン相手なら音楽プレイヤーに徹するだけで良いと判断したのは間違いない(shuffleなどは二代前に戻ってしまった)。SONYはAppleに勝ったと喜んでいるが...
iOSを載せたデバイスが1億台を超えAppleはiPodはモバイルゲーム機の王者だと宣言し、対戦型ゲームの為のインフラも整備した。第4世代touchはiPhone 4同様にiMovieを使ってビデオの編集も出来る。HDビデオカメラがどんどんコンパクトになってゆく中で足りない編集機能を持ったデバイスが新しいtouchなのである。
結論:Appleがどこに進んで行こうとしているかは明らかなのに、その先を行く事の出来ないメーカー(SONYが筆頭?)。可哀想だが、日本のメーカーはAppleの敵では無いのである。増してやライバルだなどと...
土曜日, 9月 04, 2010
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