金曜日, 9月 17, 2010

反省と謝罪

 反省と謝罪の違いも分からない日本の政治家は謝罪するのが大好きである。どうしてそうなるかと言えば謝罪をすれば反省したことになると勘違いしているからだ。
 
 反省の結果謝らなければいけない時もあるが、決して謝罪=反省ではない。過去を省みてその可否を考えることが反省なので、太平洋戦争の間違いを分析し、同じ過ちを犯さないためにはどのようにすべきかを考えることが反省である。開戦の理由が謝罪しなかったことであれば謝らなければいけないが、そうでなければ謝る意味はどこにもない訳だ。
 
 恫喝すれば、直ぐに謝って金までくれる日本に対し韓国や中国は無理難題を平気で吹っかけてくるが、それに対し日本の対応は理不尽な要求も吹っかけられるのは、こちらに非があるとして取りあえず謝れば済むと考えているから。取りあえず日韓併合100年で謝ってみせれば喜ぶと考えたのだろうが、結果は韓国の保守派の感情を逆なで、タカリ根性のサヨクと違い保守にしてみればバカにされたのも良いところなのである。

結論:過去の過ちを繰り返さないために反省をするのは大事(日本は太平洋戦争に対して基本的に反省はしていない)だが、反省をすれば自分の非だけではなく相手の非も明らかになる。謝っているだけでは何の解決にもならないのだ。

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