随分昔から金の世界の保有量はオリンピックプール3杯分(16万トン)しかないというのが常識になっているが、年間の生産量が2,500トンもあるのだから単純に考えて10年で2万5,000トン。70年もあれば軽く越えてしまう量だと言う疑問はどこからも聞こえて来ないのが不思議である。年間の金の需要=供給は約4,300トン。そのうちの40%近くは回収・スクラップで賄われている計算になる。どう考えても金の総量は保有量の数倍あると見るべきだろう。一時期流行になった都市鉱山伝説だけを考えても日本中の工業加工品(電子部品)になっている金の総量は6,800トン。当然アメリカが日本よりも少ないわけはなく数万トンレベルで...
結論:原油などと違い燃えてなくならない金。本当の量など誰にも分からない。工業的価値しかなかったダイヤモンド(ダイヤモンドは永遠にと言うが叩けば砕けるし、燃やせば二酸化炭素になってしまう炭素の固まりに過ぎない)を金に替えたのと同じ人達が金をコントロールしていることだけは肝に銘じておいた方が良いのである。
月曜日, 9月 13, 2010
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