Flashを使うとバッテリの持ちが85%短くなるとJobsが現実を歪曲した発言があったが、Flashの一番の問題点はクラッシュを起こす事でも、パフォーマンスが悪い事でもないという意見がFlashの開発者から上がってきている。それはFlashで多用されている機能がタッチインターフェイスでは不可能だという根本的な問題点だ。
Flashにはマウスアイコンがターゲットエリアに入るとコントロールメニューが現れたり、画面が遷移したりする「マウスオーバー」が標準的なインターフェイスになっているが、これはタッチパネルでは実行不可能。メニュであればクリックで表示させる事も可能だが、クリックをしたのでは不味い動きは取り入れられないのだ。YouTubeのようにEmbedタグなら別にどうという事はないんだろうが、少なくとのFlashでiPhone OS用のアプリケーションを作るのだとしたら根本的に設計をし直さなければいけなくなり、そんな二重の手間をかけるくらいならHTML5で記述する方が理にかなっているのだ。
結論:マルチタッチ・インターフェイスを前提に設計されていないFlashでは無理なこともある。動くのと使えるのとは全く次元の違う話なのである。
火曜日, 2月 23, 2010
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