iPadはネットブックと違うとさんざ書いてきていながら、iPadはネットブックだと言うのはおかしな話だが、iPadが真のネットブック(ネットにアクセスするデバイス)でジャンルとしてネットブックとされている数多の端末はネットブックではなく単なるネットPC(廉価版PC)だと言いたいわけだ。
Atomだかウランだか知らないが、そんなに強力ではないCPU(それだって消費電力以外はAppleのA4よりは強力なはずだが)にフル装備のOSを載せて使っているのがいわゆるネットブックの基本仕様。中にはその上にタッチインターフェイスを付けたのまであるが、当然まともに(キビキビと快適に)動くはずもないのである。いずれは、Coreシリーズの廉価版を搭載してコンセプトを逸脱したものが主流になるのだろうが...それなら普通のノートPCの方が...
蒙昧な出版業界と放送業界(悪いのは時代遅れの著作権と再販制度なのかもしれないが)のおかげで本来の魅力が半減している日本のコンテンツ産業。それがなければ、iPhoneやAppleTVはもっと売れているのだろう。話しをiPadに戻すが、コンテンツの権利関係がうるさい日本でiPadがすぐに活躍できるのは情報端末とゲーム機としてのジャンル。ネットPCやUMPCと比較して圧倒的な敷居の低さが一番の売りになるのである。
結論:iPadの能力を十分に生かすコンテンツが湯水のように出てくる事が望めない日本では、iPadはネットブックとして真価を発揮するしか...
火曜日, 2月 09, 2010
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