月曜日, 11月 30, 2009

市場原理主義とは

 経済のひっ迫を如何ともしがたかった英国やアメリカで始まった市場原理主義とは、何の産業も持たない国が人の懐からせびりとった金で金融市場に直接介入をして金で金を生み出して上前を撥ねる事である。レバレッジなしであれば大した金額を生み出せない代わりに大きな損失を被る事はまずないが(バカな投資をすればその限りではないが)、様々なレバレッジやオプションを組み合わせる事によって作り出された錬金術(ネズミ講の詐欺の事)は、右肩上がり(空売りなら右肩下がり)の相場を作り出さない限り成り立たない方程式なのだ。

結論:利ざやで食おうなどと虫の良い事を考えるから逆に食い物にされるのだ。市場原理主義など取り付け詐欺を利用した錬金術に過ぎないのである。そんなものに踊らされたのだから世界経済危機が起こるのは当たり前の話だったのだ。

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