月曜日, 11月 23, 2009

デフレなのにインフレを気にするバカ

 私のblogの読者なら耳にタコかも知れないがインフレとデフレを比較すればインフレの方が良いというのが私の持論(持論なので反発しないように)。過去二十年間全くインフレになっていない日本。不動産バブルをインフレと勘違いする人も世の中にはいるかも知れないが、バブルとインフレは関係はない。不動産バブルの時に土地の値段と株価はうなぎ登りになったが、物価に変動はなかったのでインフレではなかったのだ。そういう意味では日本のインフレは第二次石油ショック以降一度も起こってはいないのである。
 
 赤字国債で財政が破綻すると騒いでいるが、そうなってしまった理由はただ一つ。デフレを放置してきたからである。輸出企業を助けるために意図的に円安を作り出し、金利をゼロに据え置いたために輸出で稼いだ外貨は国内に還流せず、景気回復に全く貢献しなかったのだから企業の利益で国内の景気を回復させる事など夢物語。財政を健全化させたかったら意図的に国内に流通する資金を増やす施策を取る以外に方法はなかったのである。そのためにとるべき一番簡単な方法は減税。バラマキなどせずにそもそも税金を取らなければ良いのである。勿論大量に紙幣を発行すると言う手もあるが、そんなことをしたらハイパーインフレになると言う妄言を宣う輩も出てくるので、せめて減税をしてデフレを脱却すべきなのだ。

結論:法人税や所得税減税と言う方法もあるが、マイナス消費税という方法はどうだろう。国を上げてのポイント還元策だ。エコポイントだのとみみっちい事を言っていないで消費した分の1割が銀行口座に振り込まれるようにしたらあっという間にデフレなど消えてなくなるのである。デフレなのにインフレを恐れるなんて頭がどうかしているのだ。

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