世の中にはコンサルタントの意味を理解せずに利用している輩がいたりする。新しい法令に準拠するために何をすべきかなど、手っ取り早く知る方法としてコンサルタントを利用することなどはたまにはあっても構わないが、それだって場合によってはコンサルタントも初めてでよく分からないのに金をふんだくられるだけで終ってしまうこともある。
コンサルタントの仕事とは基本的にチェック業務。何の考えもないのに雇っても仕方がない職種なのだ。現状の問題点を洗い出してもらうなどの作業には第三者の目で企業にチェックを入れられるコンサルタントは便利ではあるが、それを元にプランを考えるのは企業側の仕事である。それなのに優等生タイプの方々にはコンサルタントが教師にでも見えるのか、問題の解き方だけでは無く、最後には答えも教えてくれるのではないかと思い込んでいるように見受けられる(答えがあるのなら戦略策定など要らないのだ)。
結論:コンサルタントに落とす金はバカにならないが、コンサルタントに金を落とす奴がバカになっているのは間違いないのだ。コンサルタントの仕事なんて結局は駄目出しに尽きると思うんだけど...
水曜日, 6月 03, 2009
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1 件のコメント:
禿しく同意です。
手に職ありませんから。
何かの本でこれからはコンサルタントが活躍する時代ではなくなるという文面がありました。
たしかに既存の仕組みを既存の枠組みで再編集していく仕事なので新しいものは生まれてこない。
既存の考え方を打破する(構造改革・規制緩和ではありません)、ものが新しい産業をつくり、未来を形成するのだろうと思います。
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