世の中には、他にはないオリジナルの物を目指しなさいという経営者がいたりする。確かに、そんなものがポロポロと生み出せるのならば素晴らしいに決まっているが、人がやらないことをやれば独創的かと言われれば、そんな単純な話ではないのはバカでも分かる話である。そんなバカなことを、さも素晴らしいことのように平気で言えるとは何て素晴らしい人なのだろう。別に悪気があって言っているのではないのは分かるが、独創と言われている物の多くは、組み合わせ方や利用の仕方(理解の仕方も含む)が違うのであって誰も想像も出来ない事をやる訳ではないのだ(そんなことをしたら、恐らく誰も理解出来ないはずだ)。
結論:「他にはない」、「独創的」な物の多くは、往々にして単なる「独りよがり」に過ぎない。「独りよがり」と「ユニーク」は全く別物なのである。「他にはない」って口にするのは簡単だが、実現するのは非常に困難。簡単に口に出来るって事は、きっと考え方がシンプルなんだろうな〜(バカなんて言ってませんよ)。
水曜日, 6月 17, 2009
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