木曜日, 9月 18, 2008

汚染米問題

 汚染米問題で遂に自殺者が出たが、自殺した社長は明らかに加害者ではなく被害者だった。カスゴミは流通させた業者に責任があるような情報操作を行っているが、小泉改革という買弁行為が巻き起こした悪意のある規制緩和にそもそもの責任があるのだ。ミニマム・アクセスなどと言う馬鹿なものを設定した為に必要もない米を輸入せざるを得なくなり、その中に汚染米を混ぜて売り払う質の悪い国が含まれていたのだ(途中で汚染の基準を変えたのも悪いのだが)。

 返すに返せず、食糧にする事も出来ない米を引き取ってくれる業者がいたのだから、汚染米に無駄金を払った農水省は自分たちの失策を糊塗してくれる業者に厳しくものを言わなかったのは間違いないのだ。所詮、小役人の浅知恵。明るみ出たら業者に責任をなすりつけたわけだ。そんなことなら汚染米を積極的に買い付けてバイオ燃料にでもする施策の一つでも考えれば良かっただけの話だったのだ。

結論:汚染米問題は農水省が、何の施策も考えなかった事がそもそもの原因なのである。

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