水曜日, 9月 03, 2008

改革の成れの果て

 郵政民営化の成功例とされたドイツポスト。その傘下にDHLなどを持ち民営化によって巨大になった(利益が増えた)と喧伝されていたが、その内実はボロボロで利益の2割近くを賄っていたポストバンク(日本のゆうちょ銀行のようなもの)を売却せざるを得ない窮地に立たされているらしい。

 どっかの国の郵便も同じようなことを言っているようだが、宅配で儲けられないとなれば独占である郵便事業の値上げ(配達証明郵便をやめ簡易書留とする実質値上げ)、それでも足りなければ買手の付きそうな金融部門の売却しか方法な無くなってしまうのだ。

結論:国のものだと安心して預けた虎の子を何処の馬の骨か分からない(ロスチャイルドかロックフェラーの手の内だが)連中に二束三文で売り払う。それが改革の正体なのである。ゆうちょだけは別だなんてことは絶対無いのである。

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