木曜日, 2月 09, 2006

凄い自殺

 大手マスメディアと警察はライブドア絡みの野口氏の自殺してもらわなければならないらしい。もし自殺だとすれば見事な死にっぷりである。何故ならば、まず腹部を内臓が飛び出るほど包丁で掻っ捌いている(ところが最後に包丁が腹に刺さっていた)。どんな人が作った包丁かは分からないがスーパーで買えるような安物ではない(合い口なら納得もいくが)業物で腹を刺した。通常これだけでショック状態に陥ると思うのだが、その後左右のけい動脈を立ち切り(両手首を切ってしまったらけい動脈を切れるものではない)、そして両手首の動脈を切断したらしい(どうやったか生きていれば聞きたい謎である)。全く天晴れと言うか凄まじいばかりだ。そもそも片方の手首を深く切ってしまえば反対側の手首を切る事はかなわないのだが、野口氏は、恐らく気合いでそれを成し遂げたのだろう。そうじゃなければ包丁が腹に刺さった状態で発見されるはずはないだろう。

 流石に首そのものを切り落とすほどの技はなかったが刺した順番が腹が最後だとする(腹に包丁が刺さっているということはそう考えるべきだろう)と両手首を切った後でどうやって刺したのかがまた謎になってしまう。しかし沖縄県警は何の疑問も持たず自殺だと判断しているらしいのいで素人が考えるほど難しくは無いのだろう(誰かが手伝ったか、誰かにやられたとすぐ考えてしまうのはどうも邪道らしい)。

結論:普通に考えれば(どう考えたって)野口氏の自殺は他殺以外の何物でもない。しかし自殺じゃないとまずい人達が沢山いるようなのだ。ようするにそういう事だ。死人に口無しとは、昔の人は上手い事を良く言ったもである。

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