水曜日, 2月 08, 2006

インドの山奥で

 古来インドにはカースト制度と言う身分制度があるため戦後の日本人のように悪しき民主主義(アメリカの考え方だけが民主的だと言う考え方)に洗脳された馬鹿にとっては、インドは前時代の封建的な社会であると思われがちである(そういう面が全くないなどとは言ってないぞ)。しかし本当に民主的でない中国などと比べれば雲泥の差である事は間違いない。少なくとも天下の英国に統治されていたので民度は非常に高く民主主義の何たるかは心得ているわけだ。

 そんなインドは、将来が非常に楽しみな国である。パキスタンとの間に何も問題が起きないとはいえないが、中国や朝鮮半島と比べれば(比較する事自体失礼か?)薔薇色と言って良い状況なのである。数学に関しては先進諸国でさえ足元にも及ばない(全てのインド人と言うわけではない)レベルに有り、IT戦士の多くがインド人であるのも不思議ではない。世界広しと言えども二ケタの九九を暗唱しているのはインドだけなのだ。

 医療技術も世界のトップレベルなのだからいっその事日本にインドから医師を招聘してもいいのじゃないだろうか。きっと一部の人を除いて日本の医師はインド人には遠く及ばないレベルのはずである。それもこれも医師国家試験という悪しき習慣で守られているからなのである。

 というわけで日本で高い金を出して治療を受けるのを辞めて中国よりは胡散臭くない(あくまでも私の勝手な印象に過ぎないがインドの方が科学的な感じがする)インドで病気を治すのを当たり前にする位の政策を期待したいものである。

結論:中国を牽制する為の道具の一つとしてインドを利用するのではなく、真に友好国として医師やIT技術者などの教育の場としてインドと日本を結びつけることも必要だろう。実はこれSAPIOの受け売りである。

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