視聴料を真面目に払っているのに土曜日の夕方の”メジャー”を子供が見るだけと言う贅沢な楽しみかたをしているNHKだが、どうやらNHKスペシャルとか言う番組で「マネー資本主義」を5回に分けて放送するようである。担当しているチーフプロデューサーは、どうやら経済に関して全くの素人のようで、第1回目の「“暴走”はなぜ止められなかったのか〜アメリカ投資銀行の興亡」で、
・ジョン・グッドフレンド ソロモン・ブラザーズ元会長。「ウォール街の帝王」と呼ばれる
・ジョーゼフ・ペレラ M&Aの先駆者
・ヘンリー・カウフマン ソロモン・ブラザーズの元副会長。のちにアナリストに転じる
・ウォルター・ゲラシモビッチ 金融商品のリスク管理プログラムを作成した元ロケット科学者
・ジェフ・クロンサール サブプライムローンの元となる「モーゲージ債」の開発者
・ロバート・ルービン ゴールドマン・サックスの元CEO。のちに財務長官
・ラリー・ベセラ ゴールドマン・サックスの元トレーダー
・ジョン・ボーグル 投資信託界の大物
といったお歴々(悪の枢軸)にストレートにインタビューをしたそうである。
最高なのは、ゴールドマンは財務長官まで出して、情報面で政府内部にまで通じていたのだから、インサイダーだろ、って言っちゃったこと。
結論:そんなのは分かっているからこそ口に出せないセリフ。相手がヤクザだと知らないからヤクザの悪口を言っちゃうのと同じくらいに無謀な話。本当に無知とは恐ろしいものである。
月曜日, 4月 20, 2009
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