茂木さん(自称脳学者だが、養老さんと同じで胡散臭い)で、すっかり有名になったアハ体験(古いか?)。心理学を学んだことのない人間からすれば、目から鱗なのかも知れないが、そもそもは心理学者のビューラー(発達とか学習が専門)が名付けたもので、何を今更と言う気がしないでもない(決して心理学者でもない茂木さんに手柄を持っていかれたので嫉妬をしている訳ではない)。
そもそも、アハー体験(アハではない)はクイズに正解した時やランナーズ・ハイでアドレナリンが出るのと同じで、気付いたことによって得られる快感が脳を活性化させると言う機序の事であって、別にそれで頭が良くなる訳ではない(茂木さんはそのように発言しているが)。理解したことによって得られた快感を再び感じたいために学習意欲が湧くという動機付け効果はあるが、それと頭が良くなることは別な話なのである。
アハーだけではなく、茂木さんの言っている事はオリジナルではなく焼き直しや再発掘。それも別にどうでも良いような話ばかり。流石はエスパー研を持っていたソニー。トンデモというか似非と言うか...流石に最近はみんなもわかったようで本も売れなくなったようだが、未だに茂木さんをありがたがると言うことは脳味噌が相当緩いと言う印。きちんとした心理学でも勉強すれば、心理学がつまらない事(前から書いているように人の心を理解出来ないと言うこと)に気付く筈なのである。
結論:認知能力が高い(所謂頭が良いということ。あくまでも一面だが)人は、アハー体験はない。何故なら、教えられる前に変化に気付くからである。「あー!そうか!」とひざを叩く回数が多ければ多いほど抜けているというだけの話なのである。これで、アハー体験が嫌いになったかな。嫌いになったのは私の方だろうか。
月曜日, 4月 06, 2009
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿