概ね好評なようなので性懲りもなく書いてしまうのである。
エコロジー:本来は生態系を壊さないことだったものが、エネルギーの無駄遣いをしないことに変質し、いつのまにか化石燃料以外のものを浪費することに話が変わりつつある。”風が吹けば桶屋が儲かる”と同じように、再生利用が可能な原子力はCO2も出さないのだからエコだと言い始めているのだから始末に負えない。食餌療法だったダイエットがいつのまにか痩せることになってしまったのと同じで拡大解釈もここ迄来ると呆れるばかりである。現在使われているエコロジーのエコは、恐らくエコノミックの略なのだろう。
オーガニック:有機栽培されたものを指すようだが、寄生虫の発生を防ぐために化学的な肥料で栽培することを推し進めていたのはどこのどいつだったのだろう。有機栽培と言ったって糞で育てることもあれば、堆肥(醗酵した有機物)もあるがどちらにしたって効率化(大量生産)を考えればオーガニックが手放しに正しいなどとは言えない。寄生虫の卵が一杯ついている野菜だってオーガニックだが、それを承知でサラダにして食えるのだろうか。昔の人はその辺を解っていたから野菜なんて生では食わなかったのだ。因みに阿片はオーガニックでコカインはケミカルである。うら若き乙女の鼻の穴から回虫が顔を出すのを目にするのが今から楽しみである。
セカンドライフ:新手のネズミ講のこと。楽天がネット版のテキ屋に過ぎないのと同様に胡散臭いと言うことだけは覚えておくように。下手に手を出すとファーストライフの方が破綻してしまうのである。
結論:カタカナ言葉は怪しいのである。
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