金曜日, 6月 08, 2007

本当の問題点

 共産党がイラク戦争反対デモなどの参加者を自衛隊の「情報保全隊」の調査報告書を入手して、参加者を写真に納めて監視していると騒いでいる。マスコミもそれに同調して騒ぎたいようだが、はっきり言ってお前らそれでも人間かと言いたい。まともな人間であれば治安を維持するのが目的の組織である自衛隊に反対すると言うのは治安を乱す行為に発展する恐れがあるのだから、参加者をマークするのは当たり前。公安が左翼の集まりで情報収集するのは常識。それと同じことをしてどこが悪いのだか全く理解に苦しむのだ。

 さて、それでは何が問題かと言えばそうやって集めた情報が一政党に流れたと言う事実なのだ。これは人権がどうとかといったままごとの話ではない。「情報保全隊」の情報が漏れたのでは、保全にも何にもなっていない。こんな由々しき問題を、どうして問題と捉える感覚が無いのだろう。こんな状態で日本版NCSなど作れるはずはないのである。

結論:こんな情報が漏れると言うことは本当の諜報機関など危なくて持てないと言うことである。まずは、本当のスパイ法を作るのが先決である。少なくともこんな状態では日本に機密情報を与える諜報機関など一つもなくなってしまうのだ。

0 件のコメント: