火曜日, 8月 03, 2010

スマートフォンでAndroidが2位だけど

 iPhone 4が出るのではないかと噂が出始め3GSの売上が一時的に落ち込んだ時期にAndroid端末のシェアが大きく伸びた。それ以降、新規の売上シェアはAndroidの方がiPhoneを上回りジリ貧のRIMを追い落とそうと言う勢いで伸びている。直近ではRIMの33%に対し27%と第2位に踊り出し、AndroidファンはiPhoneを蹴散らした、さぞやお喜びのことだろう。
 
 新規の出荷台数ではiPhoneを越えて嬉しい悲鳴が聞こえてきても良さそうな雲行きなのだが、私の予測通り既にAndroid同士の競争激化で作っても一向に儲からないジレンマに突入している。利益を考えずに参入が増えている現状はユーザにとって喜ばしい状況なのかも知れないが、それが続くのも後僅か。メーカーの撤退が続き寡占化が進んだ暁には地獄が待っているような気がするのだが。

結論:垂直統合が可能なメーカーはRIM、Apple、HPだが、恐らくその中で生き残る可能性が一番高いのはAppleで、その次はHP。それ以外のスマートフォンメーカーはPCメーカーのように衰退(産業としては伸びても企業としては儲からない)していくのである。

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