スルガ、アーバンと立て続けに不動産関係の会社が倒産しているが、原因は金融機関の融資減少である。スルガやアーバンがまともな会社かどうかは別にして、バブルにもなっていなかった日本の不動産市場から金を引き上げたのだから、資金繰りに行き詰まって白旗を上げるところが出てくるのは当たり前の話だ。こういった印象操作で、不動産そのものが本当に死んで仕舞いかねない。
それじゃなくても、姉歯絡みで規制が厳しくなり、原油価格の高騰によって材料費も以上に値上がりしていると言うのに...潰れそうなところに金を貸さないだけだと言うかも知れないが、資金を絞って仕舞えば嫌が応もなく潰れるに決まっている。不景気な時に景気を引っ張ってくれそうな業界を一つでも多く作るのが本来の銀行の役目なのに、足を引っ張るのだから世も末だ。
アーバンはヤクザ絡みの噂の絶えない曰く付きの不動産会社ではあったようだが、潰れる原因となったのがBNPバリバによる株の空売り。2,500億の負債と言うことで民事再生を申請したが、経常収支は60億の黒字。どう考えても外資による資産の買占め、売却が目的なのである。
結論:景気の悪い時に貸出規制をかければ国は滅んでしまうのである。
月曜日, 8月 25, 2008
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