月曜日, 8月 25, 2008

敗軍の将、兵を語らず

 メダルが取れるなどと、端から思ってもいないので見もしなかったオリンピック野球。ソフトボールが死に物狂いで金を射止めたのと違い、本来なら勝って当たり前に近い布陣で臨めた日本野球は、星野仲良し倶楽部でチームが組み上げられた段階で負けが見えていたのだ。あんな野球ならば夏の甲子園の優勝校を連れて行った方が良い試合になったに違いない。

 帰国記者会見の第一声が、
「敗軍の将、兵を語らず」って、ふざけるのもいい加減にして欲しい。

 明らかに采配ミスが原因で負け続けたのに、何が敗軍の将だ。本当ならば、「敗軍の兵、将を語らず」だろうが...キャプテンが「どうしても勝とうと言う気持ちが足りなかった」と、吐露していたが、これがチームに流れていた空気だったのだ。大体、ドラマ”Rookies”のビデオを見たら燃えたなどと言っている連中が本当にプロなのか。

結論:日本の一軍がアメリカのマイナー以下だと明らかになっただけのオリンピックだったのだ。「敗軍の将、兵を語らず」と言うのは兵に原因があった時の話。自分に敗因があるのに偉そうなことを言うんじゃない。

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