金曜日, 8月 08, 2008

福田って凄いのかも

 小泉一派(最近は上げ潮派だった)を追い出したかと思ったら、増税派で組閣しながら増税を凍結して、景気回復路線に行きなりシフトしてきた。今迄、景気は横ばいだ、踊り場だと言い張っていた太田(竹中傀儡)がいなくなった途端に景気は悪化していると発表。これって諸悪の根源は小泉一派だったと言っているのと同じことなのである。ロックフェラー派からの揺さぶりであった毒入り餃子問題のリーク(読売はロックフェラーの代弁者)にも動じず、中国からお願いされたのを守ることの何処が悪いと開き直っているようにさえ見える(国民の不満を人質にしてオリンピックを口実にして北京を訪問し中国に圧力を掛けるつもりかも知れない)。どう考えてもアメリカのくびきから脱するために中国を利用しながら同時に中国圧力を掛けているように見えるのである。そして、そのために内閣の人気の無さ(国民の不満も8割になれば、8割の支持よりも役に立つのだ)を利用しているようにさえ見えるのだ。

 どういうことかと言えば、小泉路線を続けると自民党は持たないから仕方なく路線を変えているんだと見せかけて(圧力に圧するくらいに力がありませんと見せかけているということ)いるに過ぎないのではないかと思えて仕方がないのだ。脳腫瘍を材料に、さんざっぱら虚仮にしてきた福田だが、もしかしたらとんでもない狸なのかも知れない。まあ、本当に弱腰だったりするかも知れないが...増税派の口から財政再建を吐かせないだけでも大したものだが、そいつらに景気回復をやらせようと言うのだから、官僚を掌握していることは間違いない。

結論:財務官僚を黙らせた(政策転換)力量は、半端ではないのだ。小泉、安倍政権を温存することによって連中の力を削ぐ方向に持っていったのだからとんでも無い策士かも知れない。今迄、見くびっていてご免なさい。

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