火曜日, 1月 22, 2008

次世代DVDが売れない理由

 HDだBlu-rayだと騒いでみてもそんなものを購入するのは物好きか何も分かっていないド素人。大体、DVDレコーダさえ売れていないのだ。現在のDVDレコーダの役目はDVDに焼くのではなく、HDDに保存してデジタル放送を見ると言う形の筈。わざわざDVDにしなければ行けないようなコンテンツなど電波として飛んできてはいないのである(所詮タダ同然のしろもの)。

 DVDが登場した時代はまだネット社会じゃなかったがVHSのテープがビデオのデファクトだったし、未だにレンタルはVHSの方がまだ多いのが現状だ。さて、Blu-rayが立ち上がろうとしている(HD DVDに勝ったかどうかなどは問題ではない)この時、1月15日まではネット配信でビデオをダウンロードする事はデファクトではなかったが(iTunes Storeで始るまではと言う事だ)、既に音楽ダウンロードでデファクトとなったiTunes Storeが、サービスをスタートさせた。恐らく、これで一般人にとっての次世代DVDのライバルはネット配信になるのだ。

結論:日本には携帯電話があり、それで音楽がダウンロード出来る日本でiPhoneは成功しないと大前研一氏は言っていたが、HDクラスまで含んだビデオの配信となれば、携帯電話には出る幕はない。そもそも、iPhoneを携帯電話と考える事自体が認識不足。本当のところは、携帯電話網を使ってネットに接続させる餌として電話機能を付けただけなのである。それと同じようにブロードバンドでビデオがレンタル出来るのならばBlu-rayのディスクなどいらないのである。今の映画の作品としてのクオリティはそこまで高くはないのだ。

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