月曜日, 1月 14, 2008

延べ板ばかりが金じゃない

 最近俄に騒がれ始めた希少金属。特に金などが暴騰しているせいで話題になっている訳だ。そして、常套句として上がってくるのは日本には希少金属がないと言う話。しかし、きちんと調べれば日本は資源大国だというのだ(本当かどうかの確証はないが)。

 日本国内にある金の総量は6,800トンで世界の埋蔵量の16%に相当し、時価20兆円相当。銀は6万トンで埋蔵量の23%、インジウム(最近話題の希少金属)は1,700トンで埋蔵量の61%。勿論地金の形でそこいらに転がっている訳ではないのだが...

 要は日本の家電製品などの中に組み込まれている電子部品に形を変えて存在している訳だが、だとすれば廃棄される電子部品から、これらの希少金属を回収するのは大事な国策になるだろう。希少金属が産出される鉱山を持たない我が国は、廃棄される家電品が海外に流出する事がないように国内での再処理を国が率先して始めなければ行けないのである。

結論:宝の山は意外なところに隠れているのである。

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