火曜日, 1月 15, 2008

CO2から液体燃料を作る

 太陽光の熱を利用してCO2から炭化水素を作りだし、それを元にエタノールを作る(将来はガソリンを目指す)という実験がアメリカで行われているようだ。すっかり市民権を得た(皮肉だ)CO2による地球温暖化説が後押ししてこのプロジェクトが可能になったのだろう。しかし、地球温暖化ではすっかり問題児扱いされているCO2だが、これを燃料に出来るほど大気中からかき集めると言うのは如何なものだろう。窒素ならば腐るほど大気中から抽出可能だが、僅か0.035%しか含まれていないものを原料にしようと言うのは(そりゃレアメタルよりは多いが)、効率が悪いのではないだろうか。そんなことを考えるくらいならば、ほぼ無限と言える水から酸素と水素を抽出し、それを燃やすと言うサイクルをシステム化する方がよっぽど理にかなっていると思うのだが...

結論:前にも書いたと思うが、そんなことをされたのでは国際金融資本が飯の食い上げになってしまうのである。だから、やっちゃいけないのだ(長生きしたかったらね)。

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