木曜日, 9月 21, 2006

小泉改革の正体

 小泉内閣の改革とは株主構成を入れ替えることだったのだろう。何故なら意図的に金を廻らなくするような政策ばかり(年金が破綻する、銀行が破綻する、財政が破綻すると不安を煽り続け、実際に銀行や企業を意図的に破綻させた)をとって経済をどん底に陥れ、底値を海外資本にすくわせたのだ。おかげで、日本のそうそうたる企業は名前はどうあれ外資に吸収されてしまった。

 では何故今は再び景気が回復しているのだろう。それは小泉改革と全く逆の政策をとっているからだ。緊縮財政(公約通りだった)を掲げて経済を縮小させた為、結果的に税収が減って財政赤字は大幅に拡大してしまった。ようするにレーガノミクスの逆を行った為に経済が破綻寸前になってしまった訳だ。経済が回復すれば税収が増えるので財政赤字は解消されると言う、植草氏の当たり前の主張が正しく、竹中の政策は間違っていた訳だ(竹中が本当に知らなかった訳ではなく破綻させるのが目的だったので政策は正しかったのだが...)。

 小泉政権の間に日経株価は7,600円から17,000円の間を動いた。7,600円の時に仕込んだ連中は、IT企業ではなく日本経済と言う市場を利用して130%の運用利益を得た計算になる。それを後押ししたのは他でもない意図された政策だったのだ。その筋書きを書いたのが、竹中や木村剛といった売国奴だったのだ。

結論:通常ならここまで経済を分かっていない(解っているから悪用した訳だが)政権が続くことはあり得ないはずだったが、結局5年以上も続いてしまったということは日本が総白痴化してしまった何よりの証拠だろう。それは国益なんて爪のアカほども考えない連中が国をおもちゃ(貯金箱の形をしている)にしているのに気付かないことで明らかである。

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