月曜日, 9月 11, 2006

薔薇色の未来

 小泉構造改革は橋本派の解体に過ぎなかった。ようするに旧田中派の利権構造を壊したと言うことだ。しかしその為に利用しいた勢力が結局ユダヤの資本に操られているだけの売国奴だったということだ。ポスト小泉の安倍も”美しい国”という森首相の”神の国”と大して変わらないような代物。もっと本当に構造を改革する気がある人はいないのだろうか。

 そう言うお前は、どういう構造改革を考えているのだと言われれば、21世紀のブルネイだと答るだろう。資源もない日本がブルネイに成れるはずはないとおっしゃらる方々には、日本は世界的に見てもとてつもない資源を持っていると反論できる。それは日本の持っている金融資産だ。総額1,200兆円のうち年金などに充てられている金額が800兆円ある。今は政府に全く運用する気がないから、今後少子高齢化してゆくため年金の支払額を減らすなどと後ろ向きのお役人の発想しか出てこないが、本気で運用すれば人口が減れば減るほど一人頭の取り分は増えてゆき贅沢な暮らしが出来る薔薇色の未来が待っているのである。

 たとえば800兆円総てを海外の投資(国内投資したのでは国が滅びてしまう)に当てるとしよう。それで仮に10%の運用利益(2006年度の日本の国家予算は79兆円)を得ることが出来たら、税金は一銭も集めなくても賄うことが出来てしまうのだ。もちろん予算を集める(徴税する費用や国債を売る費用も予算の中なので、それをしなくてすめばもっと予算は少なくて済む)必要など無いので、総てを無税にすることが出来るため世界中の金が日本に集まってくるだろう。

 要するに今迄日本は折角持っている資源(正確には資産だ)を全く使わずに景気が悪いなどと宣っていた訳である。つまりお役人は税金がいっぱい入ってくることが良いと頭から決めていた為、目の前にあるお宝の価値に気付いていなかった訳である。

結論:日本が国を挙げて資産運用に力を注げば、向かうところ敵無しである。どんなデリバティブを仕掛けてきても日本に勝てる金を持っている国はどこにもない(デリバティブは結局金を一番持っている人間が市場を支配出来ると言う非常に分かりやすいシステムなのだ)。どうだ日本の未来は本当は薔薇色なのだ。

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