去年の10月に取り上げたに”レクサスは成功しない”というのがあったが、予想通りの結果になったようである。大方のお金を持っている日本人の思考は論理的ではない。どういう事かと言えばコストパフォーマンス(ようするに銭勘定)など論理的な思考をするならば、日本で外車が売れる事はありえないのである。何故なら日本車は性能からすれば世界一(三菱はこの際除外する)である事は間違いない。その中でもトヨタは憎らしいくらいにどんな物でも真似してしまう会社だ。しかしトヨタの車には悲しいかなちっとも色気がないのである(年収がいくら高くても抱かれたくない親父みたいなものだ)。
日本の金持ちは実はヤクザもの(LEONのちょい悪と言う意味)だから、車を選ぶ基準は性能や機能ではないのだ。要するに色気がなければいけないのだが、そこの所が一番分かっていないのが悲しいかなトヨタなのである。色気とは形とか機能では醸し出す事は出来ないものが色気(実は物に色気があるのではなく買う側の心の中にあるのだ)なのだ。つまりそれに乗る事によって女が寄ってくるはずだと言うスケベ心を刺激するかどうかにかかってくるのが、ステータスの高い車に望まれている価値なのである。
だからどんなに店舗を豪華にしても金さえ持っていれば買える車に価値はないと指摘したわけである。それでも、マスコミは無責任だからまるで世の中の人間が皆レクサスに乗ってしまうんじゃないかと言うような発言を平気でしていたが、結果は惨敗である。目標(1000万台と言うわけじゃないぞ)の半分も受注出来なかったのだから、敗北宣言をした方が潔いだろう。まるでWalkmanと一緒で、何時かはクラウンの人が買っただけだったのである。
結論:レクサスは同じ機能で安ければ売れると言うアメリカならではの成功例だったのに、日本でも成功すると考えた人は本当に浅はかだ。車を売る上で大事な事は性交(誤変換ではない)できるかどうかにかかっていると言うことなのである。
火曜日, 1月 31, 2006
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