水曜日, 1月 25, 2006

ライブドアに文句を言える奴出てこい

 前にも書いたことなのだが、ライブドアは今の日本人の心象を端的に表している。まるでライブドアや他の株価を操作している数多くのいい加減な企業だけが悪いようなことを書いたり言ったりして自分たちの悪さには頬被りしている連中が多過ぎる。ライブドアがやったことが良いか悪いかはここで騒ぐようなものではない。"職業に貴賎はある"の回で書いたように金貸しや株屋のような人の上前で飯を食っている様な連中のステイタスを高いと考えるような連中(世界の大富豪をいい人だと勘違いしているバカ)にライブドアを批判することは出来ない。

 マスコミはネタになるならば、キチガイだろうが、穢多・非人だろうが、朝鮮人やチャンコロだろうが話題の人を祭り上げ煽りまくり、その気になって暴走するとあいつはキチガイだからとか平気(取り上げた自分たちの責任を一切考えずに)で書き立てるのである。今回だってなんか武部(まあ大バカなのは確かだが)を人身御供にすることによって自分たちに火の粉が被らないようにしているのは見え見えである。正月の特番にホリエモンを引っ張り出した奴らは何を基準にものを考えていたかは、はっきりしている。どんなことをやっていても金(どうせ汚い金だと分かっているくせに)を持っている奴を平気でテレビに出してくる。叶姉妹(VIP用売春婦)やデビィ夫人(元を辿ればインドネシアの金であんな贅沢をしている)や細木和子(財産目当てでくたばる寸前の安岡正篤と結婚)などの胡散臭い人間を寵児として取り上げる品性の低さが堀江のような連中が生まれてくる根本的な原因なのである。

結論:お天道さまに顔向け出来ないようなことをやっている人間を平気で取り上げるようなメディアが生きて行けるような社会にしておきながら、そういった連中の悪さが公になれば鬼の首でも取ったように騒ぎ立てる。そもそも、時価総額なんて実態のない価値をみなで口裏を合わせて価値があるように偽装している詐欺じゃないか。ライブドアのやり方を批判するのならば株式市場自体を閉鎖して額面だけで売買する様に法律で縛るしかないじゃないか。

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