木曜日, 1月 12, 2006

天皇は戦わない

 現行憲法では国の象徴になっている天皇陛下。旧憲法下でも実質的には象徴であったが、左翼や右翼はそれを決して認めたくない。世界的に見てもかなり民主的であった旧憲法その運用法を誤ったために不幸な戦争になってしまったが、現在の政治状況は旧憲法で法治された方が良いかもしれない。現憲法では軍隊を持たないことになっているが自衛隊が軍隊であることは明らかだ。侵略可能な装備を持っていないことは間違いないが、だから軍隊ではないと言うのはあまりにも言い過ぎである。

 さて本題だ。現在のように憲法を拡大解釈、あるいは歪曲して都合のいいように運用していると馬鹿な総理が戦争を始める可能性が高くなってしまう。だからこそ憲法を改正しろと言う考え方を社民党などが持たないことは理解し難い(まあバカは理解し難いからね)。さて、私はどう考えるかというと、現行憲法を廃止して旧憲法を復活させよだ。つまりどんなバカが戦争だと騒いでも、軍の統帥権は天皇にしかないという旧憲法に戻れば戦争を起こすことは出来ない。冷静に考えて欲しいが小泉純一郎と今生天皇を比較してどちらの方が常識を持っているだろうか。世界的に見ても一番道徳的に生きられている天皇を元首として頂くことの意味は非常に大きい。世界に対する影響力はローマ法王以上であることは確かである。

 もし天皇に元首としての政治力があったならば、アメリカの暴走を止める力があるだろう。日本に本当に軍隊がいらなくなるには天皇に元首として立って頂くしか方法はないはずだ。戦前、日本が戦争に引きずり込まれた一番の原因は元首である天皇が前に出てこなかったからである。軍隊だけではなく当時の政界も天皇をだしに使って自分たちの都合の良いように国を変えてしまった(ヒットラーに憧れていた近衛文麿)。左翼である星一輝が軍隊に利用されるなどご都合主義の最たるものであった。彼は共産革命をしようとしていただけで軍による革命など一度も考えたことなど無かった。それくらいに酷い我田引水が行われていたのである。

結論:世界中広しと言えど元首格の人物で戦争を望んでいないのは天皇以外には考えられない。アメリカ大統領やローマ法王に対して対等以上の意見を言える人間も天皇以外には考えられない。世界の紛争を止めさせる能力を持っている元首に持つことが出来る国は日本しかないのだ。天皇が元首になれば朝鮮や中国だけは批判するであろうが、世界はそんな批判に絶対耳を貸すことはないのである。

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