水曜日, 1月 25, 2006

旧勢力の巻き返し

 行きなりだが保守勢力の巻き返しが始まった。なんの事だいとお思いのあなたにお題を三つ。一つ目は姉歯のヅラは伊達じゃないのヒューザーと小泉の関係にメスを入れる話題(建設官僚による創価学会ライン潰し)。
二つ目はライブドアの野口英昭をもみ消しのために地検の手の届かない沖縄で殺した事件を封じられなかったこと(検察庁による外資の不正潰し)。
三つ目がBSEの危険部位発見の検疫事件(農水官僚の牛肉輸入再開阻止)だ。

 どれも旧勢力が手を組んだ小泉潰しのシナリオの上に成り立っている。その気になれば公安が持っている四つ目のネタ(小泉の芸者殺し)など公にする事も出来るが、やんわりと小泉を締めつけている最中である。というわけで韓国や中国の事は気にしなくても構わないが、国内の旧勢力を甘く見ているとどんなことになるかが徐々に明らかになってきた。

 特に野口英昭が沖縄に逃げたが(本人は殺されるとは思っていなかっただろう)、そこで殺される事を検察は察知していた。じゃあなんで証人を殺させたのかと言えば、彼がいようがいまいが立件出来るだけの証拠は去年の夏に手に入っていたので、殺させてより悪い印象を作り出すことにしたのであろう。小泉改革に批判的であった、植草、鈴木宗男などを検察を使って葬り去る事が出来たが、それもこれも亀井さんの流れを利用したもの。その亀井らを逆賊として葬り去った結果が今回の事件の始まりだったのだ。

 もし小泉さんが本当に皇室典範を諮問委員会の思惑通りに変えようとするならば今度は間違いなく小泉さんが横須賀の海に浮かぶ事になるだろう。確かに小泉さんの周囲にはその筋の関係者(ヤクザ)が多くいるが、小泉さんに対する恩よりも深い恩を持つ組織がないとは努々考えない事である。

結論:小泉さんは国民の人気を背景にアメリカに都合の良い政策ばかり(その目的は改革ではなく旧勢力の抹殺)を行ってきたが、もうそれも終わりを迎えようとしている。本当の国益を考えた政策に切り替えないと総裁選の前の日あたりにどっかのドブに浮いているようなことになるかもしれないのである。

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