土曜日, 1月 28, 2006

女系天皇では2000年持たない

 私的諮問機関の答申には何の重みもない。この一言で今回の件はけりを付けたい。それでも食い下がってくるならばいっその事、"皇室など廃止しましょう"と言ってやればいい。それが嫌ならば女帝では駄目でしょうということなのだ。

 さてその理由は明確だ。男であれば皇后に子供が無かった時に、最悪庶子と言う奥の手が使えるが、女帝が不妊症(不妊の男系天皇がいただろうとは思うが少なくとも天皇が生むわけではないので誤魔化してきたはずだ)だった場合、愛人を何人抱えてもそこで血は絶えてしまう。だからこそ、今迄皇室は男系で連綿と続いてきたと言う先人の爪のアカばかりの知恵があれば今回のような馬鹿な答申が出てくる事はなかったのである。

 前に書いた事なのでくどいかもしれないが、私自身万系一世が事実だとは考えていないが、少なくともそう信じられる事によって皇室は連綿と続いてきた事は間違いない。ここでそれをうやむやにしてしまえばもう後はどうでも良くなってしまうのだ。こういう大事な事を簡単にOKにしてしまう小泉氏の単細胞振りは、ブッシュ並みなのである。

結論:天皇が不妊症だった場合に、取り返しの付かなくなる今回の答申はナンセンスである。家系の問題と血筋の問題を同列に扱うなど全く筋違いも甚だしい。もしかして女王蜂みたいに子供を何万も生むとでも思っているのだろうか?バカじゃないの。

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