金曜日, 2月 18, 2011

MWCはAndroidだらけ

 無事に終了したWMC(Mobile World Congress)2011。会場のどこを見回しても「緑のロボットだらけ」だったらしいが、話題が集中していたのはNokiaとMicrosoftの提携話。Intelと共同で開発していたMeeGoからの突然の撤退とMicrosoftとの提携。MeeGoを続けても勝ち組にはなれないと漸く気付いたのは良いが、来年に出すって話らしいのでまた鬼に笑われるだけのような気も…。何でAndroidではないのだと問われてAndroidでは他社と差別化は出来ないとNokiaのCEOは答えていたようだが、差別化に成功するのか差別されるのかはフタを開けてみなければ分からないだろう(答えは出てると思うが)
 
 話題はNokiaの心変わりだったのだが、会場は各社Androidのニューモデルのラッシュ。流石に、GingerbreadのスマートフォンとHoneycombのタブレットが並び漸くiPhone、iPadと渡り合える陣容が整えられたようである(私の専門用語では共食いと言うのだが)。そんなMWCで一番皮肉な話だったのは、MWCには不参加のAppleの「iPhone 4」が最優秀製品に選ばれた事(確か去年はJobsがPeople of the Year)だろう。

結論:台数では勝てても質では勝てなかったという事だ。それにしても、不参加の企業にきちんと賞をあげるとは立派だ。

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